泡姫日記~風俗嬢の戯言~in Ameblo

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愛すべき人に。

「うわぁ、こんなにべちゃべちゃ。


もう!いやらしいんだから!」


・・・っておっさん、俺のまんこは水溜りか。


’ぐちょぐちょ’とか’びしょびしょ’とか、他に言い方あるだろうによ。



気が付いたら、半年以上も放置されてしまった、可哀想な泡姫日記。


半年前とのあたしの変化といえば、


恋人と別れ、店を辞め、引越しをして、新しい店に入り、今まんこ切れ気味ってことくらい。


たったそれだけ。


あたしはあたし。何も変わらない。



恋人との意外な別れとか、笑える退店劇とか、素敵なお店見つけたよ・・って報告とか、


いろいろあるけど、今日はこのくらいで。



ネタよりも、更新を期待してくれていたかもしれない愛すべき人たちに、俺の愛液を。

あけまして、おめでと。

みんな!


元気で、素敵な一年を過ごしてね。

とりあず近況。

ちょっとイロイロあったりして、体重が5キロも落ちてしまった。

それでなくとも、やせっぽちの俺なのに。ますます色気が抜けてくよ。

あたしの体がなんだか少しずつちっちゃくなってる気がしてる。

このまま、緩やかにちっちゃくなってって、そうして消えてなくなればいいのに。


なんて、深刻そうなことを書いてみる。


あたしの人生波乱万丈になるように、なってんだろな。

自分でそうしてる節もあるけれど。

もう、本気で自伝出版したいくらいだよ。

題名?

「死ぬことよりもセックスを選んだ女の半生」

重いな。

「セックスが生きがいの基地外女」

アホだな。

「風俗業界、裏の裏」

暴露本?

「泡姫日記」

普通。

「セックスマシーンとして生きる」

キモ。

「あたしは夢を売った」

勘違い。


ま、そんなことはどうでもいいんだけど、

ブログ更新、長期放置中でごめんなさい。

もうちょっとかかるかも。

痩せたけど、体は壊してないし、心も狭くちっちゃくならないように努めてるし、

必ずきっと、戻ってくるから。


コメ、読者登録、メール、沢山の訪問、アリガト。

感謝すること、忘れてません。

そして、ちゃんと生きとります。

君のために定期預金を始めたんだ。

経営してる飲食店が上手くいってないという話を訊ねもしないのに話して聞かせ、

それにあたしが同情したり身をのりし出して話を聞いてあげたらとても喜んだおじさん。

あたしの出勤に合わせて、毎回予約を入れるおじさんに、

「負担になるから、来てくれるの時々でいいよ。あたしはそれで充分」

って言ったら、

「それくらいは、大丈夫だよ。君が仕事してるのに来ないでいる方が、僕は辛いよ」

なんて言ってのけたけれど、彼の財布は店に料金を払ったらいつもすっからかんになる。

彼のスーツがいつ買ったのか解からないほどにくたびれていることや、

もう最近では見ることもない、古臭いネクタイばかりを付けていること、

しっかり磨かれているけれどかかとの擦り切れた革靴を履いていること、

店舗をひとつ手放そうとしていることは、承知の事実。


「君のために定期預金を始めたんだ」

おじさんは唐突に言った。嬉しそうに笑みを浮かべて。

まだ、一枚も服を脱がせていないのに。

ゴソゴソとカバンをあさって、一冊の通帳を取り出した。

カバンはすっかりくたびれていて小さなレシートたちが沢山泳いでいる。

通帳には、2か月続けて2万円が記されていた。


「例えば、3年後には時計もバッグも買ってあげられるよ。楽しみにしててね」

喜ぶべきところだ。「いやん、嬉しい♪」って過剰なくらいに喜んであげるべきところだ。

あたしがおじさんの働く意欲を高めてるって、そんな風に高飛車になっていいところだ。

あたしのおかげで、おじさんに少なくとも3年間の楽しみが出来たのだと得意になっていいところだ。

あたしはひきつって上手く笑えない。

あたしが笑えば、おじさんの満足感は満たされると解かっているのに、上手いこと笑えない。

「どうしたの?嬉しくない?」

あたしは、ひきつった笑顔で答える。

「うん。ありがと。嬉しい」

おじさんは満足そうに頷く。あたしの心の中も知らないで。

「何がいいかなぁ、考えておいてね。街を歩いててもついつい君に似合いそうなものを探してしまうよ。

あぁ、楽しみだなぁ、3年後」


あたしの中に納まったおじさんのちんちんを、あたしは包み込み締め付ける。


今、あたしは自分に嫌悪感を覚えている。

おじさんに情を抱く、あたしの人間らしさに。

あたしに黙って見ててよね。

ちょこっと過去記事を消したり、固有名詞を変えてみたりした。


昨夜、あたしがぼやっとDVDを観ていたとき、恋人がネットを泳いでいたわけ。

でもって、「ねぇねぇこれ見て~」って言われ、画面を覗いたらそこには、

あたしと相互に読者登録し合ってくれてるブログが開かれてたのだった。

もちろん、その画面には『e-log』ってリンクがあるし、それをポチッとクリックされたら、

あたしのブログに飛んでくるわけだよ。

しかも、そのブログを”お気に入りに追加”とかしちゃってるし、

やばいよやばいよやばいよぉぉぉおお! ←出川風に。


このブログを読んであたしという人間であると断定出来る人間はほとんどいないと思われる。

注意力散漫な使えない脳味噌をフル稼働して、

なんとか知人を煙に撒くブログにしようとしてきたのだから。

でも、よく読み込めば解かるであろう人は、数人いる。

恋人と、元恋人と、店の関係者と、数人の客と、ひとりの女。

知られても構わないといえば構わないのだけれど、

いや、知って欲しい願望すらあったりなかったりするんだけれど、

でも知られるとやっぱり、書きたくても書けなくなったり、

書いてる途中にその知人の顔が浮かんできたりしそうで、面倒だよね。

恋人が読んでると解かったら、多分、あたしはもう何も書けないよ。

だから、恋人よ。もし読んでたら、あたしがブログやめるまで、あたしに黙って見ててよね。

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